馬は人間のパートナー。外科治療に貢献したい
獣医学群 獣医学類
生産動物医療学分野
生産動物外科学ユニット 5年
杉浦 麗華さん
愛知県/名古屋西高校出身
キャンパスに牛がいる大学はほとんどありません。大動物の獣医師になりたかった私は、「ここだ!」と本学に入学しました。11歳の時から乗馬クラブで馬に乗っており、馬術部があるのも大きな理由です。1年次から馬術部に入り、4年間、毎朝5時集合で馬の世話。部活は週6日あり、苫小牧のノーザンホースパークに行ったり、日高方面で合宿したり、ということもよくあります。夜遊びすることもなく(笑)、ひたすら勉強と馬術部で大学生活が成り立っていました。馬は本当に伴侶動物、人間のパートナーだと感じます。
馬の骨折などの外科手術がしたくて、5年次でこのユニットに入りました。現在、歯の病気であるEOTRHを研究しています。症状は歯根部の吸収(歯がスカスカになる)や歯のセメント質の過形成などです。進行すると痛みがひどくなり、抜歯するしかありません。15年ほど前から、加齢性の疾患と認識されるようになりました。この症例の馬が入院してきて、それを学会発表したことから、研究テーマにしました。レントゲンを撮り、病歴を調べ、他の病気との関連を調べるなどしています。ハミを噛ませることも多く、歯は馬にとって大事な、そして酷使する器官であり、早期治療法の確立につなげていきたいと思っています。
獣医学の勉強は思った以上に基礎的な、たとえば薬理などの勉強が多いという印象です。本学は牛が身近なのも特長です。研究室に入った段階で、帝王切開を含めて外科手術を手伝う経験ができ、実体験を積むことができます。「これになりたい」と決めて入学しても、大学で変わる人もけっこういます。最初から決めつけず、いろいろなところへ実習に行って、自分に合った道を選ぶといいと感じます。私も学内ではありますが、犬や猫の治療を経験しました。その結果として、やはり私自身は馬に携わる仕事に就きたいと再認識しました。将来は獣医師として、乗用馬の治療に貢献したいと思っています。
馬の骨折などの外科手術がしたくて、5年次でこのユニットに入りました。現在、歯の病気であるEOTRHを研究しています。症状は歯根部の吸収(歯がスカスカになる)や歯のセメント質の過形成などです。進行すると痛みがひどくなり、抜歯するしかありません。15年ほど前から、加齢性の疾患と認識されるようになりました。この症例の馬が入院してきて、それを学会発表したことから、研究テーマにしました。レントゲンを撮り、病歴を調べ、他の病気との関連を調べるなどしています。ハミを噛ませることも多く、歯は馬にとって大事な、そして酷使する器官であり、早期治療法の確立につなげていきたいと思っています。
獣医学の勉強は思った以上に基礎的な、たとえば薬理などの勉強が多いという印象です。本学は牛が身近なのも特長です。研究室に入った段階で、帝王切開を含めて外科手術を手伝う経験ができ、実体験を積むことができます。「これになりたい」と決めて入学しても、大学で変わる人もけっこういます。最初から決めつけず、いろいろなところへ実習に行って、自分に合った道を選ぶといいと感じます。私も学内ではありますが、犬や猫の治療を経験しました。その結果として、やはり私自身は馬に携わる仕事に就きたいと再認識しました。将来は獣医師として、乗用馬の治療に貢献したいと思っています。