大自然の中でよく学び、よく遊んで、専門性を高める
獣医学群 獣医学類
伴侶動物外科学Ⅰユニット 6年
吉永 早織さん
大阪府/ 清教学園高校出身
私は物心がついた時から犬好きで、図鑑を丸暗記し、すべての犬種が言える子どもでした。自然に獣医師を志望し、行ったことのない北海道に憧れて、本学に入学。キャンパスに牛がいるなど大動物が身近で、実習も豊富。大小両方の動物とかかわれるので、勉強のいいチャンスになっています。
脳に関する授業や研究が面白く、神経の研究室に進みました。座学から実習へという流れで実際の知識を身に付けることができました。卒論のテーマは、「急性散在性脳脊髄炎が疑われた症例犬におけるMBPおよびGFAPに関する検討」というものです。散在性脳脊髄炎とは、脳の中に炎症が散らばっていくつもできる病気。従来はヒトがかかるものとされてきましたが、犬にもあることがわかりました。MBPとGFAPは、どちらもタンパク質です。この2種類のタンパク質が、急性散在性脳脊髄炎にどうかかわっているかを調べており、それは「脳とは何か」を考えることでもあります。将来は脳神経系疾患の治療の専門家になりたいと思っています。
卒業後は、札幌近郊の動物病院に就職する予定です。北海道には3つの大学に獣医学部があり、大学での勉強会や学会にも足を運びやすい環境です。本学の魅力は、大動物はもちろん、小動物も附属動物医療センターで実際に診察ができ、経験値を増やすことができること。獣医師を目指すには、恵まれた環境だと思います。
1クラスが8班に分かれて解剖実習などをするのですが、6 年間ほぼ同じメンバー。そのため絆が深まり、助け合える関係になれます。誰かのアパートに集まってご飯を食べ、勉強するという学生生活でした。1 年次から4 年間、寿司店で握りのアシスタントのアルバイトも経験。友人と列車で道内旅行をし、北海道の広さも実感しました。大自然の中でよく学び、よく遊んで、専門性を高められる素敵な大学です。
脳に関する授業や研究が面白く、神経の研究室に進みました。座学から実習へという流れで実際の知識を身に付けることができました。卒論のテーマは、「急性散在性脳脊髄炎が疑われた症例犬におけるMBPおよびGFAPに関する検討」というものです。散在性脳脊髄炎とは、脳の中に炎症が散らばっていくつもできる病気。従来はヒトがかかるものとされてきましたが、犬にもあることがわかりました。MBPとGFAPは、どちらもタンパク質です。この2種類のタンパク質が、急性散在性脳脊髄炎にどうかかわっているかを調べており、それは「脳とは何か」を考えることでもあります。将来は脳神経系疾患の治療の専門家になりたいと思っています。
卒業後は、札幌近郊の動物病院に就職する予定です。北海道には3つの大学に獣医学部があり、大学での勉強会や学会にも足を運びやすい環境です。本学の魅力は、大動物はもちろん、小動物も附属動物医療センターで実際に診察ができ、経験値を増やすことができること。獣医師を目指すには、恵まれた環境だと思います。
1クラスが8班に分かれて解剖実習などをするのですが、6 年間ほぼ同じメンバー。そのため絆が深まり、助け合える関係になれます。誰かのアパートに集まってご飯を食べ、勉強するという学生生活でした。1 年次から4 年間、寿司店で握りのアシスタントのアルバイトも経験。友人と列車で道内旅行をし、北海道の広さも実感しました。大自然の中でよく学び、よく遊んで、専門性を高められる素敵な大学です。