勉強に目覚め大学院へ、可能性を開いてくれた大学

茂木 京菜さん

農食環境学群 環境共生学類 4年
生態系物質循環研究室

茂木 京菜さん
埼玉県/ 深谷第一高校出身

私の実家はハウス栽培の農家です。子どもの頃は毎年、夏休みに2週間、北海道でキャンプをしていたので、北海道になじみがありました。入学して、農業系と環境系の両方の授業に興味を持ち、たくさん学びました。幅広い学問分野があるのは、本学の大きな魅力です。農業系では果樹園芸学で、リンゴの芽が出る枝と出ない枝の見分け方を、学外の圃場で学んだのが印象的でした。環境系では、ちょうど台風と地震に見舞われて大変でしたが、洞爺湖の水質調査をし、考察を書いたことで研究の方法論も身に付きました。

私の研究テーマは、火山灰地の樹木の根の分布と特性です。北海道に多い火山灰の堆積した土壌で、樹木の根はどのように伸びていくのか。また、その根にどのような菌が付き、土壌中の炭素や窒素、リンなどがどのように循環しているのかを調べています。研究成果は名古屋大学で開かれた根研究学会で発表し、現在専門誌への投稿を目指しています。

研究では根と菌の両方の先生から、指導を受けています。今春、大学院に進み、将来は研究者になりたいと思っています。実は入学して、「勉強が好き」と気づいたんです。わからないこと、誰もやっていないことを考え、飽きることがありません。

「屋台部」というサークルで、地元の自治会などのお祭りで交流したり、ボランティアでイベントの裏方をしたりもしました。ここで「雑談力」が身に付き、話していくうちに信頼関係が築けるように。アルバイトでは小売店の接客スタッフも。入学以来4年間、寮暮らしで、数分で教室に行けました。鹿児島県出身の友人の家に行ったのも、いい思い出です。勉強、サークル、アルバイトで忙しい日々でしたが、やりたいことができる環境にあるので、何でも一生懸命になれました。その結果、まさかの研究者の道へ。私の可能性を開いてくれた大学です。