さまざまな出会いを成長に繋げて、 人々の健康を支える管理栄養士を目指す

布施 彩花さん

農食環境学群 食と健康学類
管理栄養士コース
給食栄養管理研究室 4年

布施 彩花さん

学べば学ぶほど、食べ物が持つからだへの影響力の大きさに気付かされている

 北海道内にある管理栄養士養成校の中で、農産物や畜産物など食の原点に関わる実習が多い点に魅力を感じ、酪農学園大学への進学を決めました。
 管理栄養士コースは、1学年40人と少人数なので、先生方やほかの学生との距離が近いのが特長です。課題や実習で分からないところがあれば、友達同士でお互いに教え合ったり、国家試験に向けて精神的に追い込まれそうになった時も励まし合ったりするなど、友達と一緒に学びながら成長できる環境だと思います。1年次から学びの機会が豊富に用意されているのも大きな魅力です。生化学や人体の構造と機能などの基礎を学んだあとは、学年が上がるにつれて、栄養と健康を結び付けた専門的な内容が増えていきます。栄養学にはさまざまな分野があり、疾病の治療を中心とした臨床栄養学、大量調理に関わる給食経営管理、地域の人々の健康を守る公衆栄養学、アスリートのためのスポーツ栄養学など、4年間で幅広い知識を得ることができます。現在は、臨床栄養学について特に興味があります。疫病やからだの状態に合わせた栄養を摂取することによって、病気の治癒を早める効果が期待できることや、からだの機能を正常に整える可能性があることなど、学べば学ぶほど、食べ物が持つからだへの影響力の大きさに気付かされています。私が所属している給食栄養管理研究室のゼミは、企業等と関わる活動が多いため、学内だけでなく、学外でも学ぶことができます。食品メーカーとのコラボによる新商品の開発や、レシピコンテストへの応募など、多くの人と関わることで学内では得られない経験を積むことができ、自分自身の成長を実感することができます。将来はスポーツ選手に関わる管理栄養士を目指しています。まずは管理栄養士としての経験を積みながら、スポーツ栄養学についての知識も深め、最終的にはスポーツ栄養士の資格を取得したいです。アスリートの方だけでなく、多くの人々の健康をサポートする管理栄養士になることが目標です。