栄養管理のプロ として、 人々の健康をサポートしていく

新木 ゆうさん

農食環境学群 食と健康学類
管理栄養士コース
給食栄養管理研究室 4年

新木 ゆうさん
北海道/市立札幌啓北商業高等学校

食の奥深さを知ることができる本学ならではの多様な経験

管理栄養士コースは、1年生から管理栄養士になるための専門科目を学ぶことができ、健土健民入門実習や食品加工の実習を通して食べ物のありがたさを身近に感じながら管理栄養士になることができる素敵な環境です。
本学の多様な学びの中でも、学生で班を作り約80食の大量調理を行った3年次の給食管理実習Iは印象に残っています。給食経営管理論等で学んだ知識や大量調理施設衛生管理マニュアルの内容を実践で活用していくのですが、はじめは中々うまくいかないことが多かったです。班員同士で何度もディスカッションを重ね、メンバーからの意見やアドバイスを聞いて試行錯誤しながら改善していくことができました。本番では予定よりもスムーズに調理が進んで時間通りの提供を行うことができ、達成感を味わいました。また、この実習を通して、食材の下処理作業をする人、調理作業をする人などさまざまな視点から学ぶことができるので、管理栄養士として考えなければならないことがよく理解できたと感じます。
私が所属している給食栄養管理研究室では、栄養に配慮した商品開発やレシピ考案を行っています。昨年度は服部醸造株式会社の新商品である雲丹ソースのレシピ考案に携わりました。雲丹ソースの味や風味を無くさず、食塩量にも考慮した商品にするために、ゼミ学生と一緒に何度も試作を重ねてレシピを考案しました。ノーステック財団の新規開発商品発表会では、どのように考えて作ったのかを発表し、雲丹ソースの商品紹介プリントには私たちが考えたレシピを掲載していただきました。レシピ考案の難しさと奥深さを学んだ貴重な経験も、本学だからこそできたことだと思います。
管理栄養士コースは少人数クラスのため、先生方も学生が理解できるまで丁寧に教えてくれます。就職活動などの相談にものってくれますし、先生方との距離が近いことも特長です。本格的な設備も整備されていて、管理栄養士を目指す人にとって魅力的な環境です。本学で身につけた知識や経験を生かし、栄養を通してさまざまな方の健康をサポートできる管理栄養士になりたいと思っています。