研究フィールドで子どもたちと触れ合い、環境教育の仕事へ

千田 幹太さん

環境共生学類 生命環境学コース
2017年3月卒業

浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館
(浜頓別町役場)
千田 幹太さん

私はラムサール条約登録湿地の拠点である浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館で、自然環境に関することを中心に勤務しています。具体的には、来館者の案内、近隣学校での授業、野鳥の標識調査、ハクチョウの飛来数調査・発信器調査、大学や研究機関の調査協力、子どもチームの活動、湖水まつりの開催や、観光などにも携わっています。

大学での一番の思い出は、研究室での活動です。浜頓別町には、環境地球化学研究室に所属している時に約20回、足を運びました。他にもいくつか研究フィールドがあり、全てのフィールドに参加。徹夜で分析をしたり、環境教育のプログラムを考えたり、大切な仲間もできてとても楽しかったです。

その活動の1つに、浜頓別町の子どもチームと一緒に行う「環境キャンプ」がありました。社会人になっても子どもと活動したいと思い、指導教員の吉田磨教授から、浜頓別町に紹介していただきました。

実習や卒業論文に取り組む際、さまざまな分析機器や調査道具を使いますが、本来は大学院生からしか使えない機器でも、酪農学園大学では積極的に使用方法が学べます。技術を身に付けることは、就職後の即戦力にもなります。ハードな面もありますが、全国から集まる仲間と一緒に、楽しい学生生活を送ってください。
千田 幹太
千田 幹太