牛と出会い、人工授精師に。自分の可能性を狭めずに突き進んでほしい。

山田 悠未さん

獣医保健看護学類
2016年3月卒業

オホーツク農業共済組合 興部支所 雄武家畜診療所改良課
山田 悠未さん

高校時代は小動物方面に進みたいと思っていましたが、せっかく学ぶなら色々な動物に触れようと、酪農学園大学に入学を決めました。大学の乳牛研究会で初めて牛と触れ合い、分娩に立ち会った時の感動が忘れられず、生命の誕生に関われる仕事を目指しました。現在、家畜(牛)人工授精師として働いています。主な業務は家畜(牛)の人工授精です。受精卵移植の資格も取ったので、最近は受精卵移植も行っています。授精した牛が妊娠し、無事に分娩して元気な子牛を見ると、やりがいを感じます。農家の方が私の名前にちなんで、牛の名前をつけてくれることもあります。

酪農学園大学の最大の魅力は、何と言ってもたくさんの動物がいることです。私は4年間、大好きな動物に囲まれた幸せな大学生活を過ごせました。またサークルでは乳牛研究会に入ったおかげで、牛と一生ものの友人に出会えました。授業は小動物が中心でしたが、私のように専門外の進路でも目指せる環境が整っています。入学前に思い描いていた道と違っていたとしても、自分の可能性を狭めずに突き進んでいってほしいと思います。
山田 悠未
山田 悠未