食事・栄養管理を通じて病気の改善に貢献できた時、やりがいを感じます。

北村 雄治さん

酪農学部 食品科学科 健康栄養学専攻 (現・食と健康学類 管理栄養士コース)
2009年3月卒業

医療法人徳洲会札幌徳洲会病院栄養管理室
北村 雄治さん

高校生の時に食事とスポーツの関係を知ったことが、栄養学に興味を持ち、管理栄養士を目指すきっかけでした。同時期に祖父が糖尿病と分かり、栄養と病気に関係があることに関心を持ちました。

現在、私は管理栄養士として給食業務、栄養指導に従事しています。給食業務では患者様の食事点検などを行い、安全で安心な食事提供をしています。栄養指導では生活習慣病の栄養指導や人間ドック受診者に対する栄養指導を行っています。またチーム医療であるNST(栄養サポートチーム)の担当でもあります。

食事と栄養の管理を通じて病気の改善に貢献できた時、またNSTのチーム活動を通して、摂食が徐々にできるようになり、患者様が退院できた時には、特にやりがいを感じます。大学時代は苦手だった生化学、解剖生理学、病理学といった学問でしたが、臨床の場では必要不可欠となるため、仕事の上で役立っています。

当時の健専コースは、約40人の1クラスだったので、同級生と濃密に勉強し、遊びました。首席で卒業でき、両親に親孝行もできました。大学合格をゴールにするのではなく、専門的なことを学び、やりたいことを実現していってほしいと思います。
北村 雄治
北村 雄治