食品流通を学び女性では珍しい「せり人」を目指して修業中。

久保 亜祐未さん

食と健康学類 食品流通学コース
2016年3月卒業

金港青果株式会社 野菜第二部 販売営業第1ユニット
久保 亜祐未さん

私は中央卸売市場で、産地から送られてきた野菜や果物などを、仲卸や八百屋、バイヤーに販売する仕事をしています。酪農学園大学の物流科学研究室で市場見学をしたの
が、この仕事に就くきっかけになりました。市場で働いている人たちは皆活気があり、また目の前でせりを見て感動し、自分も資格を取ってせりをしたいと思ったのです。まだ見習い段階なので、先輩の補助として少量の野菜を扱うだけですが、すべて売れたときはとても嬉しく、達成感を感じます。

酪農学園大学では食品の商品開発、食品の成分分析、食品流通といった食の勉強を幅広く、しかも深く学べました。青果物の流通は大変複雑な仕組みですが、私はそれを学んできたので、スムーズに仕事に挑めました。YOSAKOIサークルで体を動かすのが好きになり、人脈も広がったことは、今の仕事にも役立っています。酪農学園大学での勉強
は、学んだことを生かしたい!と思うような興味深い内容ばかりでした。焦点を絞った専門的な知識がたくさん身につくので、自分のやりたいことが明確に見えてくると思いま
す。
久保 亜祐未
久保 亜祐未