酪農家と乳業メーカー 発展の架け橋に

小川  啓示さん

酪農学部 酪農学科(現・循環農学類)
2010年3月卒業

株式会社明治 札幌工場
小川 啓示さん

私の実家は酪農家。小さい頃から食べることと動物が大好きで、高校生の時には食品や動物に関わる仕事がしたいと思っていました。その両分野が学べる大学として、私の理想と最も合致していたのが酪農学園大学でした。

酪農学科では、酪農や食に関する座学だけでなく、学内の農場で牛の胃の中に手を入れて内容物を調べたり、学外実習では酪農家の所で牛の世話をしたりしました。難しい内容も自分が学びたいと思っていたことなので、楽しんで学習できました。講義の後は、日本拳法部で鍛錬。ゼミは酪農天然物化学研究室で、友人や先輩と植物成分の有用性について研究しました。

現在は、株式会社明治の札幌工場に勤務しています。夢だった「食品や動物に関わる仕事」を実現するにあたって、乳業は食品、動物(牛)のどちらにも関わることができる理想の職業です。工場では、酪農家から集乳したタンクローリーの受け入れ、検査、そして乳飲料やヨーグルトを製造する業務を一貫して担当しています。食品を扱う責任ある仕事に、とてもやりがいを感じます。酪農家と乳業メーカーのさらなる発展への架け橋となれるよう努力していくことが、今の目標です。

酪農学園大学でしか学べないことを実践し、よく学び、よく食べ、よく遊んでください!
小川  啓示
小川  啓示