人や動物と触れ合いながら基礎系科目を学ぶことができた

獣医学類
2019年3月卒業
奈良動物医療センター
井出 雅春さん
私が勤務する奈良動物医療センターは地域動物医療の中核病院として、高度医療を提供しています。CT、MRI、Cアーム、血液浄化装置、人工呼吸器など多数の高度医療機器をそろえています。患者様を必ず救うという意識・技術の高さ、設備の充実が学生の自分にとって非常に魅力的で、就職を決めました。
総合診療科として勤務する中、特に外科に重きを置いていて、開腹・開胸手術に加え骨折・靭帯断裂や椎間板ヘルニアなどの神経・整形の手術にも取り組んでいます。重症な患者様と向き合うことも多く、飼い主様とはどうしてもシビアな話をきちんとしないといけません。心を痛め涙される方も多くいます。そのなかで、治療した患者様が見違えるように元気になり退院を迎えるときは、大きな感動とやりがいを感じます。動物と飼い主様、両方を救うことができた、という喜びが私の原動力になっています。
酪農学園大学在学中は基礎系といわれる科目が好きで、生理学、生化学、解剖学、組織学などの教科に興味を持って取り組んでいました。臨床という医療的目線で見ると縁遠い分野に感じるかもしれませんが、実はむしろその逆です。病気というものは生理学的、生化学的、解剖学的、組織学的な異常が複雑に絡み合って起きるものだからです。広大な大地・自然の中で、人や動物と触れ合いながらこれらの学問を学べることが本学の最大の魅力であり、今の私にとって大きな財産になっています。ぜひ皆さんも本学で、雄大な自然やかわいい動物たちと共に獣医学を学んでほしいと思います。
これからも外科の知識・技術を高めていきたいですが、認定医や専門医などの資格にも挑戦していこうと考えていますし、海外留学にも興味があります。まだまだ人生選択肢だらけで迷うことも多々ありますが、本学での貴重な経験を生かして立派な獣医師になる、という目的のために頑張っていきます。
総合診療科として勤務する中、特に外科に重きを置いていて、開腹・開胸手術に加え骨折・靭帯断裂や椎間板ヘルニアなどの神経・整形の手術にも取り組んでいます。重症な患者様と向き合うことも多く、飼い主様とはどうしてもシビアな話をきちんとしないといけません。心を痛め涙される方も多くいます。そのなかで、治療した患者様が見違えるように元気になり退院を迎えるときは、大きな感動とやりがいを感じます。動物と飼い主様、両方を救うことができた、という喜びが私の原動力になっています。
酪農学園大学在学中は基礎系といわれる科目が好きで、生理学、生化学、解剖学、組織学などの教科に興味を持って取り組んでいました。臨床という医療的目線で見ると縁遠い分野に感じるかもしれませんが、実はむしろその逆です。病気というものは生理学的、生化学的、解剖学的、組織学的な異常が複雑に絡み合って起きるものだからです。広大な大地・自然の中で、人や動物と触れ合いながらこれらの学問を学べることが本学の最大の魅力であり、今の私にとって大きな財産になっています。ぜひ皆さんも本学で、雄大な自然やかわいい動物たちと共に獣医学を学んでほしいと思います。
これからも外科の知識・技術を高めていきたいですが、認定医や専門医などの資格にも挑戦していこうと考えていますし、海外留学にも興味があります。まだまだ人生選択肢だらけで迷うことも多々ありますが、本学での貴重な経験を生かして立派な獣医師になる、という目的のために頑張っていきます。
