野生動物の保護管理で地元の方々の頼りになる存在に

環境共生学類 野生動物学コース
2021年3月卒業
大阪府 環境農林水産部 動物愛護畜産課
義本 香保子さん
野生動物を管理するうえで、全体を俯瞰せず、ほかの地域に追いやるだけといったその場限りの対策では、根本的な解決にはなりません。酪農学園大学で勉強する中で、野生動物は広域的な管理が重要だということが分かり、その実践の場として、地元である大阪府の「林学職」に応募しました。
現在、主に府内のニホンジカやイノシシなど、野生鳥獣の保護管理に関する仕事をしています。全国的に見れば大阪府の森林面積は少ないですが、北部地域では近年シカの生息密度が高く、農林業被害も出ています。こうした状況で、新たなシカ捕獲強化事業の導入に向けた地元調整や、シカの侵入初期段階の地域における捕獲技術研修会を企画しています。わなを仕掛ける際には捕獲効率を上げるため、センサーカメラを設置するなど、本学で学んだフィールドワークの知識が生かされていると感じます。
現在、主に府内のニホンジカやイノシシなど、野生鳥獣の保護管理に関する仕事をしています。全国的に見れば大阪府の森林面積は少ないですが、北部地域では近年シカの生息密度が高く、農林業被害も出ています。こうした状況で、新たなシカ捕獲強化事業の導入に向けた地元調整や、シカの侵入初期段階の地域における捕獲技術研修会を企画しています。わなを仕掛ける際には捕獲効率を上げるため、センサーカメラを設置するなど、本学で学んだフィールドワークの知識が生かされていると感じます。
