食品の課題解決への取り組みに大学での食に関わる学びが生かされている

食と健康学類 食資源開発学コース
2021年3月卒業
公益財団法人 オホーツク財団
太田 悠介さん
所属していた研究室の活動の中で、地域企業との共同研究から商品開発に携わる機会がありました。この経験を自分の仕事にしたいと思うようになり、オホーツク圏の自治体や企業などと力を合わせて商品開発に取り組めるオホーツク財団を就職先に選びました。
私はオホーツクの農畜水産物の付加価値化の研究をはじめ、加工食品の開発・製造技術の改良に関する独自の研究や企業との共同研究、お客様の委託に基づく受託研究を行っています。特に、オホーツク管内で作付けが広がっているもち麦の調査・分析に力を入れています。具体的には、オホーツク管内産のもち麦の機能性成分であるβ- グルカンを、管内の生産者毎に比較し、機能性表示食品として届出可能かを調査しました。また、もち麦の加工特性を明らかにし、オホーツク管内の加工事業者への情報提供も行っています。その他にも研究だけでなく、オホーツクブランド認証制度の運営も行っており、オホーツク産の加工食品の魅力を消費者に知らせ、農畜水産資源を活用した加工食品の販路拡大を図る事業にも携わっています。オホーツク圏地域は、農業、酪農、水産と一次産業は盛んですが、原料としての出荷が多く、食品加工による付加価値がまだまだ乏しいと感じています。新しく加工に取り組もうとしている人も多くいるので、そういった方々の力になりたいと思っています。
私は普段の仕事で、食品の加工から開発、衛生技術と幅広く各事業者さんの課題と向き合っていますが、酪農学園大学での食に関わる学びの全てが生かされていると感じています。特に、研究室の活動で企業との共同研究に携わり、企業の抱える課題を大学生のうちから知ることができた経験は、とても貴重な機会だったと感じています。
私はオホーツクの農畜水産物の付加価値化の研究をはじめ、加工食品の開発・製造技術の改良に関する独自の研究や企業との共同研究、お客様の委託に基づく受託研究を行っています。特に、オホーツク管内で作付けが広がっているもち麦の調査・分析に力を入れています。具体的には、オホーツク管内産のもち麦の機能性成分であるβ- グルカンを、管内の生産者毎に比較し、機能性表示食品として届出可能かを調査しました。また、もち麦の加工特性を明らかにし、オホーツク管内の加工事業者への情報提供も行っています。その他にも研究だけでなく、オホーツクブランド認証制度の運営も行っており、オホーツク産の加工食品の魅力を消費者に知らせ、農畜水産資源を活用した加工食品の販路拡大を図る事業にも携わっています。オホーツク圏地域は、農業、酪農、水産と一次産業は盛んですが、原料としての出荷が多く、食品加工による付加価値がまだまだ乏しいと感じています。新しく加工に取り組もうとしている人も多くいるので、そういった方々の力になりたいと思っています。
私は普段の仕事で、食品の加工から開発、衛生技術と幅広く各事業者さんの課題と向き合っていますが、酪農学園大学での食に関わる学びの全てが生かされていると感じています。特に、研究室の活動で企業との共同研究に携わり、企業の抱える課題を大学生のうちから知ることができた経験は、とても貴重な機会だったと感じています。
