ひまわり油の特産化に手ごたえ

長澤 恵さん

農食環境学群 食と健康学類 4年
食品企画開発研究室

長澤 恵さん

私は高校時代に農業と食品関係や6次産業化に興味を持ち、本学に入学しました。食品企画開発研究室では、北竜町との共同研究でひまわり油を使った商品開発をしており、願いが叶いました。

研究テーマは「北竜町ひまわりオイル特産化プロジェクト」。3年生の時に北竜町役場、農家、食用油メーカー、学生の4者が共同して、ひまわりの圃場計画、植え付け、生育、収穫まで手作業で行いました。社会人との関わりがなかった私にとって、このプロジェクトでコミュニケーションが取れたことも、勉強になりました。

ひまわりの種は収穫時期によって、含まれる油量・水分量が異なります。いつ、どういう状態がベストなのか、2年間かけて分析しています。まだ結果は出ていませんが、種の成熟具合でいうと、ガクが開いた頃だと推測しています。また、殻つきのまま搾油するのが一般的ですが、種を脱穀して焙煎し、絞ると、甘みのあるナッツ系の香り豊かなオイルが取れることもわかりました。今後は後輩に分析結果を追求してもらい、北竜町の特産品として「生絞りひまわり油」を広めると共に、これを生かした料理方法も提案していってほしいと願っています。卒業後の就職先は敷島製パンです。製造部門で技術や知識を身につけ、いつかは商品開発の仕事をしてみたいと思っています。

本学は農業や食べることに関わりたい人にとって、充実した環境が整っています。企業との共同研究やフィールドワークも多く、早くから社会とつながった研究ができるのも魅力です。今は明確な目標がなくても、入学してからやりたいことが見つかる選択肢の広い大学です。