農業がもっと楽しくなった4年間

杉野 巧真さん

農食環境学群 循環農学類 4年
栽培学研究室

杉野 巧真さん

実家が農業を営んでおり、いつか家業を継ぐことになってもいいようにと農業高校に進学しました。そこで農業の面白さを再確認し、もっと勉強したいと、酪農学園大学へ進学を決めました。

農業と一言にいってもさまざまな分野があります。それを体験的に学習できるのが1年のときに受ける「健土健民入門実習」でした。キャンパス内にある附属農場や関連施設で、農作物の栽培やバターづくりなどを体験しますが、なかでも乳牛など家畜の飼育はこれまで経験したことがなかったのでとても新鮮でした。

2年になると専門科目が増え、特に「植物遺伝学」など植物に関する講義は、高校時代に学んでいたこともあって、より知識を深められる楽しさがありました。

3年から学びはさらに実践的になり、「作物栽培学実習」ではジャガイモや大豆などを栽培。気候や微生物の影響で収穫量が変化する様子にドキドキしたものです。

さまざまな学びを通じて、農作物の栽培に興味を持ち、ゼミでは「栽培学研究室」に所属。卒業論文として、震災などによる津波の被害に遭った農地でイネを栽培したときの影響について研究しています。

命と向き合い続けた4年間で得たものは、作物が成長する様子を観察する楽しさでした。発芽した、花が咲いた、実がなったという一連の様子はいくら眺めても飽きません。今では、朝8時前には大学に来て、温室で栽培中の農作物に水をやりながら、日に日に大きくなる様子を観察するのが一番の楽しみになっています。